温水便座の種類
タンクの中に貯めた水をヒータで温めて保温して、常に温水を出すために準備しているタイプ。タンクが付くことによりサイズ的にはやや大きくなります。
メリットとしては常に温水を貯めているので水の量が豊富で洗浄することができます。
価格的にもお手ごろな機種が多く、5万円台で購入することができ、1万円台の機種も中にはあるので経済的にもお手ごろな商品が多く存在します。
デメリットとしては常に水を保温しているので電気代がやや高くなります。
瞬間式
上記の貯湯式との大きな違いはタンクがありません。使うときに瞬間的に水を温めて温水に変えて出すタイプの為、サイズも小さめでスリムです。スッキリした空間になります。
メリットは貯湯式よりも使う水量が少なく、水をタンクで保温する必要が無いので光熱費が安く済みます。そして瞬間暖房便座機能や、脱臭機能があったりと機能的に充実しています。そして、電気代も貯湯式と比べて月に100円程度です。
デメリットとしては価格的に10万円代の機種もあり、やや高めなところです。
温水洗浄便座の機能
冬場の冷たい便座を暖めてくれる暖房便座機能は一般的には付いているが、メーカーや機種によっても節電方式など細かいところが違ってくるので、店頭で直接聞いてみると良いでしょう。
自動洗浄機能
使用中に大小を自動で感知して流してくれるものです。
オート開閉機能
トイレに近づくと弁フタが自動的に開き、離れると勝手に閉まってくれる機能。手で触れることが無いので、菌が付くことも無く、フタの閉め忘れを防ぐことで菌が飛び散るのも防ぐことができます。またフタを閉めておくことで暖房便座の保温を維持してくれるので、節電効果もあります。
温風乾燥機能
シャワーで流した後に温風で乾かしてくれるこの機能は、おしりを痛めることなく快適に乾かしてくれます。
脱臭機能
使用後に自動的に吸い込んで脱臭をしてくれる機能で、臭いを残さないようにしてくれます。これも貯湯式と瞬間式、機種によっても脱臭の性能も違ってきます。
お掃除機能
洗浄前後に水でノズルの先端をしっかり洗う機能やリモコンのボタンを押すだけで機能部分がリフトアップする自動お掃除リフトアップ機能などがあり、掃除の面でもしやすくなっているのが特徴です。
温水洗浄便座を選ぶ際に注意点
大形サイズはレギュラーサイズよりも縦が3、4cm長く、高さが2cmほど高くなっています。
しかし、最近ではどちらも対応可能な兼用タイプが主流になってきているが、ものによっては見栄えが悪くなったりもするのでお店で詳しく聞いたほうが安心です。
しかし、止水栓が無い場合などは、給水管のカットなど工事が必要な場合もあります。
もしトイレにコンセントが無い場合は電気工事業者に配線をしてもらう必要があります。